倉庫に溜めっぱなしにして放置していませんか？不用品回収業者に依頼する前に料金の内訳や料金相場など事前にチェックしておけば、良心的な業者かそうでないかの判断材料になればと考えました。この記事では不用品回収の料金の仕組みや回収プランの違いがわかる解説と料金の相場や不用品回収料金を劇的に安くする秘訣など分かりやすく解説していきます。
目次
[hide]1.不用品回収の料金内訳と仕組みの解説
数社から見積もりをとったら価格がバラバラで不信に思われた事はありませんか？「不用品回収の料金はどうやってきまっているの？」と疑問に思われている方やこれからはじめて不用品回収を利用される方にまずは、料金の内訳と仕組みの解説をしていきます。
1-①人件費
不用品回収で分別や袋詰め、取り外しや搬出を行う上で必ず必要になるのが人件費です。重労働の場合は人件費が1.5倍から2倍に跳ね上がります。
| 作業内容 | 1時間あたりの人件費 |
| 通常作業 | 3000円が相場 |
| 重作業 | 5000円が相場 |
※ゴミ屋敷の片付け、ピアノや大型金庫の搬出が重作業です
1-②車両費
不用品回収を行う際に、車両は欠かせません。粗大ごみや不用品の量や物のサイズに合わせて軽トラックや２トントラックなどを用います。そのトラックも使う度に消耗していきます。ですので車両の使用損料や維持費が含まれています。
| 車両 | 車両の基本料金 |
| 軽トラック | 3000円が相場 |
| 1トントラック | 3000円～5000円が相場 |
| 2トントラック | 3000円～5000円が相場 |
1-③交通費
不用品回収を行う際に、欠かせないトラックの燃料代やコインパーキング代など。遠方になれば高速代も必要になります。業者によっては何kmいくらのような計算をする業者もいます。
| 交通費 | 車両の基本料金 |
| 軽油などの燃料代 | ※実費 |
| 高速代 | ※実費 |
| コインパーキング代 | ※実費 |
※実費とはお伺いするのに実際にかかる費用です。
1-④処分代
回収をしたものは処分場で廃棄しなければいけません。その際に、処分場に支払う処分費が必要になります。回収したものによって異なりますが燃えるゴミの場合は焼却場、不燃ごみの場合は埋め立て場、金属などの有価物の場合はスクラップ場に持ち込みます。
| 廃棄場 | 処分料金 |
| 焼却処分場 | 10kg 100円～300円 |
| 埋め立て場 | 10kg 100円～500円 |
| スクラップ場 | 逆にお金がもらえます。 |
※例えば1トン分の焼却ゴミが出た場合処分は１万円～3万円の処分代がかかります。金額に開きが多いのは地域によってかかる費用が様々で関東エリアは割高に設定されています。
不用品回収の料金内訳や仕組みのまとめ
①人件費＋②車両代＋③交通費を合わせて基本料金一律3000円としている不用品回収業者が多くみられました。調べる上で基本料金無料という記載のあるサイトをいくつか拝見しましたが、上記の費用は基本的に不用品回収を業務として行う上で必ず必要になりますので別の項目で請求されているかもしれません。
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2.不用品回収業者の料金プランについて解説
不用品回収業者にどのプランで頼むのがお得？
３つの料金プランの特徴を紹介
単品ごとで計算
荷物が少量の場合、ひとつひとつ料金を計算します。荷物が増えれば割高になるのでご注意！
積載する量で計算
車両に積載する量で料金を計算します。荷物の量に応じて変動するので交渉次第では最安
積み放題プランで計算
量が多い場合このプランが一番お得です。少ない場合は割高多い場合は割安になります。
2-①単品ごとで計算
少量の場合、ほとんどがこちらの料金になると思います。例え、おひとつ捨てたいという場合でも上記で解説させていただきました通り、基本料金は必要になるからです。例にしますとガスコンロを捨てたい場合、ガスコンロ処分費1000円＋基本料金3000円とあわせて4000円と高額な費用を請求されるでしょう。大きい食器棚やタンスなどの場合は仕方ないかもしれませんが、この場合ガスコンロなどの小さな物は不用品回収業者に依頼するのではなく各自治体の燃えないゴミの回収で無料で捨てることが出来ます。
2-②積載量の割合で計算
この計算方法が一番お安く済むかもしれません。例えば単品で計算すると高額になるけど軽トラックがいるほど量は多くないといった場合、良心的な業者さんの場合軽トラックの積み放題プランではなく「軽トラックの半分の量だから積み放題プランの半分でいきましょう」と言ってくれる良心的な業者さんもいるようです。
軽トラック積み放題12,000円
半分の積載量 - 6,000円
合計 6,000円
必要な分だけだからオトク！
※リサイクル料金がかかるものは対象外です。
2-③積み放題プランで計算
このプランを導入されている業者さんが一番多いです。物量がある場合は、積み放題プランでお願いするのがおすすめです。このプランのいいところは定額表記されているので安心ですし、追加料金が発生しにくい所です。事前に表記されている料金とは別に追加料金がかかったりしないか問い合わせておくのもポイント。注意点としては軽トラックは350kgまでしか法令上、積み込みできません。
※注意※
悪徳業者で箱型のトラックの荷台後部にだけ積み上げて荷台前部はスカスカになのに「もういっぱいだからこれ以上は回収できないと」といわれるような事が頻発しているようです。ご注意ください。
3.不用品回収業者の料金相場一覧
単品の不用品回収の料金相場はおいくら？
家電製品の回収相場です。200社にリサーチした結果は↓↓
| 冷蔵庫 | 170L未満 4,000円～6,000円 |
| 170L以上 8,000円～10,000円 | |
| テレビ | ブラウン管テレビ 3,000円～5,000円 |
| 液晶テレビ 2,000円～4,000円 | |
| 洗濯機 | 縦型洗濯機 3,000円～5,000円 |
| ドラム式洗濯機 6,000円～8,000円 | |
| パソコン | デスクトップPC無料～2,000円 |
| ノートPC無料～2,000円 | |
| 液晶モニター 500円～1,000円 | |
| CRTモニター 3,000円～5,000円 | |
| 電子レンジ | 1,000円～1,500円 |
| トースター | 500円 |
| 電気ポット | 500円 |
| 炊飯器 | 500円 |
| 食器洗い機 | 1,000円 |
| アイロン | 500円 |
| ガスコンロ | 1,000円 |
| ミニコンポ | 500円～1,000円 |
家電製品の回収相場です。200社にリサーチした結果は↓↓
| ベッド | マットレスのみ |
| シングル3,000円 セミダブル4,000円 | |
| ダブル5,000円 クイーン6,000円～ | |
| 枠付き＋2,000円～4,000円 | |
| ソファ | 1人掛け1,000円～3,000円 |
| 2人掛け3,000円～6,000円 | |
| 3人掛け4,000円～6,000円 | |
| リクライニング付き＋2,000～4,000円 | |
| ダイニングテーブル | テーブル 2,000円～4,000円 |
| 椅子 500円～1,000円 | |
| ダイニングセット4,000円～8,000円 | |
| タンス | 3000円～5000円 |
| 婚礼タンス | 一段 2000円～4000円 |
| 食器棚 | スリムタイプ2000円～4000円 |
| 幅60～80cm 3000円～5000円 | |
| 幅80～120cm 4000円～6000円 | |
| 120cm以上 6000円～ | |
| 本棚 | 3000円～5000円 |
| カラーボックス | 500円～1000円 |
| スチールラック | 500円～2000円 |
| アイロン | 500円 |
| ガスコンロ | 1,000円 |
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4.不用品回収の料金を劇的にお安くする秘訣
不用品の回収費用を安くする秘訣はある？
不用品の回収をお願いしたいのですが、料金が高すぎます。
不用品の回収費用を安くする秘訣はある？
先でも述べた通り不用品回収業者の見積には①人件費②車両費③交通費④処分代の４つ料金が含まれています。下記の3つのことを実践する事で劇的に費用が安くなる可能性があります。
4-①不用品の分別や袋詰めを済ませる
衣類・プラスチック・古紙・ワレモノ・金属・小型家電を分別をします。分別ができたら袋詰めを行いましょう。たったこれだけで不用品回収業者の労力と作業時間の短縮につながりますので1-①の人件費の削減に繋がります。
4-②自治体の回収日を利用する
なるべく自治体の回収日を利用しましょう。通常のごみの回収日に出せるものは処分することで処分費用を大幅に削減できます。かかる費用は各市区町村の指定ごみ袋の料金のみです。自分で１袋処理するごとに500円～1,000円の節約になるはずです。
4-③取り外しや分解を自分で行う
大きすぎてそのままでは搬出できないようなベッドの解体や作業が日中であればを照明の取り外しなど簡単な工具で取り外しできるものは自分でやってしまいましょう。ベッドの解体作業は2,000円～3,000円で見積に含まれる事になりますのでその分節約になります。
不用品回収の料金を劇的にお安くする秘訣まとめ
まず、見積を依頼する前になるべく荷物を減らして置いたり、散らかって見えないよう工夫するなど自分でできることは自分でやることで数千円、数万円と節約することは十分可能です。また、3社ほど相見積もりをとることで回収業者同士で競争するように価格が下がっていく事もあるのでおすすめです。
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